2025年9月3日無料公開記事洋上風力発電
PKRオフショアの上場を計画
星港マルコポーロ、洋上風力支援船拡大へ
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シンガポール船社のマルコポーロ・マリンはこのほど、子会社のPKRオフショアの台湾での上場計画を発表した。2026年第3四半期までに申請を行う予定。新たな資本を調達することで、洋上風力支援船の船隊拡大を進めていく方針だ。
調達資金は主にCSOV(コミッショニング・サービス・オペレーション・ベッセル)の建造に充てる予定で、台湾や韓国、日本を中心とするアジア地域の長期的な需要に対応していきたい考えだ。
マルコポーロ・マリンのショーン・リーCEOは発表で、「今回の上場計画は、当社が世界的なエネルギー転換に協調する、極めて重要な戦略的ステップだ。調達資金はCSOVを含む船隊拡大に充てられ、洋上風力発電所の建設や運転保守需要に対応できる資産を確保していく」とコメントした。
PKRオフショアの船隊は現在、CTV(クルー・トランスファー・ベッセル)5隻、CSOV1隻、AHT(アンカー・ハンドリング・タグ)1隻の計7隻となっている。