2025年8月28日バルカー修繕ラッシュ

《連載》バルカー修繕ラッシュ<上>
ブーム期建造船が一斉ドック入り
ドライ船社、費用負担が業績にも影響

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 一定の船齢になり、メンテナンス・改修を行うために定期ドック入りするバルカーが昨年から今年にかけて急増している。海運ブーム期に発注された、ケープサイズを中心とする2010~12年竣工船が一斉に船齢15年を迎え始めつつあるためだ。あるドライバルク関係者は「体感では昨年に比べて今年は4~5割増えている。この状況は今後2~3年続くのでは」との見方を示す。隻数の増加に加え、1隻当たりの定期ドック費...
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