25年の石炭荷動きは減少見通し
IEAレポート、中印の国内炭増産など影響

　国際エネルギー機関（IEA）が公表したレポートによると、2025年の世界の石炭貿易量（陸上・海上含む）は、前年から減少する見通し。内訳は一般炭が前年比7%減の11億トン、原料炭が7%減の3億4500万トン。最大の需要国中国では石炭需要の低迷、国内炭の好調な生産、在庫の積み上がりを背景に前年から約7600万トン減少するとした。またインドも国内での一般炭生産量増加が需要の伸びを大幅に上回るこ...