【米国関税問題】
ドライバルク影響は限定的か
米相互関税、各国の報復関税に懸念

　2日、米国トランプ大統領が発表した、日本を含む各国から米国向けの輸入品に対して相互関税を課す政策について、ドライバルク分野での影響は限定的なものにとどまる見通しだ。各国から米国向けのドライバルク貨物がトレードで占める割合が小さいため。一方米国の関税政策を受け、各国が報復関税を課すことになれば米国出しの穀物や石炭などのドライバルク貨物が影響を受けることになるため、トレードの変化が起きる可能...