《シリーズ》海外船社、将来への道筋
日本の低燃費重油焚き船に投資
ドライデル・シッピング　デラポルタスCEO

　ギリシャのバルカー船主・オペレーター、ドライデル・シッピングは昨年18万2000重量トン型ケープサイズ・バルカーを名村造船所に発注し、同部門への参入を決めた。船隊整備は今後も日本造船所の低燃費・高効率な重油焚き船によって行っていく考えだ。同社のコスタス・デラポルタスCEOは「当社の新造発注残はすべて高効率の重油焚き船で、高齢船に比べ燃費性能は30～40%向上している。トップクラスの造船所...