新造発注慎重も投資計画「順調」
飯野海運・大谷社長、事業の維持・拡大へ機会探る

　飯野海運の大谷祐介社長は本紙インタビューで、初年度を終えた中期経営計画「The Adventure to Our Sustainable Future」で掲げる投資計画について「順調に進んでいる」と評価した。３年間で1000億円を投じる計画だが、このほど2027年竣工予定の３万5400重量トン型ケミカル船１隻を新来島どっくに追加発注したことを明かした一方、新造発注には基本的に慎重な姿勢を...