2021年11月10日変革期の不定期船オペレーター

《連載》変革期の不定期船オペレーター⑤
継続的な船隊整備は「環境投資」
ショクユタンカー、新燃料検討も積極姿勢

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 ケミカル船専業船社のショクユタンカーは、植物油の国内輸送事業に端を発し、その後石油化学製品輸送、外航輸送へと事業を拡大してきた。外航・内航事業ともに船隊の若返りを環境対策への投資と捉え、継続して船隊整備を進めている。外山尚人社長は「新燃料を使用できる小型船の建造が可能になれば、積極的に採用したい」と語る。近年は内航における船員不足問題を捉え、自社船員の確保も推進しており、運航面でのリスク...

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