2020年7月30日次代への戦訓
《連載》次代への戦訓
自主運航へと踏み出す
元・飯野海運/元・フェアフィールド・ジャパン 早瀬幸利氏④
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先ほど述べたサビック社との輸送契約は実体としてエム・ティー・マリタイム・マネージメントとの共同事業だったが、飯野はその間、海外への人材を派遣を通して積極的にケミカル船のオペレーションに参画し、ノウハウを積み上げていった。若手の人材も増えた。そしてケミカル船自主運航への機運が徐々に芽生えていった。
忘れもしない1992年のヨーロピアン・ペトロケミカル・アソシエーション年次総会がベルリンの...
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