2020年2月4日
《連載》短期契約の世界①
始まりはドライ市況低迷から
環境・安全対応が長契復活のカギ
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海事業界における契約短期化の流れはドライバルク部門から始まった。リーマン・ショック後のスポット用船市況低迷と船余りを受けて、コストベースで価格を算定する長期契約の割高感が荷主に意識されるようになった。オペレーターも低エクスポージャー経営を志向して中小型船を中心に用船の短期化を進めた。ただ、安全基準の高まりやLNG燃料などの次世代環境対応船への切り替えが進む過程で長期契約が復活する可能性が...
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