2025年12月29日無料公開記事

【25年回顧・連載まとめ読み】
連載「海事都市今治の20年」

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2005年に愛媛県の今治市、波方町、伯方町、大西町など船主・造船所が集積する12市町村が合併して世界有数の海事都市・今治市が誕生してから、2025年で20周年の節目を迎えました。海事プレスでは、日本海事産業の中核都市に成長した今治市の20年と今後の展望などを、造船・船主・舶用機器・商社・金融などのトップに聞く連載を掲載しました。

※連載の掲載は2025年1月~7月。記事内容(社名や肩書等含)は初出時のままです。2026年1月末まで無料公開。
 

【座談会】日鮮海運×今治造船×BEMAC①、20年で「3倍」、多様化・国際化も

今治海事クラスターを代表する日鮮海運・阿部社長、今治造船・檜垣社長、BEMAC・小田社長に座談会で、20年前からの自社と今治の変化や、今後の目指す…続き

【座談会】日鮮海運×今治造船×BEMAC②、投資の積極姿勢が強さを生む
【座談会】日鮮海運×今治造船×BEMAC③、FC今治・自転車・海事展で一体感
【座談会】日鮮海運×今治造船×BEMAC④、人が集まり強くなる

 

瀬野汽船・瀬野社長「産業発展と次世代育成に協働

瀬野汽船の瀬野洋一郎社長は海事都市・今治の特徴として海事クラスターの存在と、関係者が協力した海事産業発展や次世代育成への取り組みを挙げる。同社は海事都市の振興のため、2024年1…続き

福神汽船・利之社長「情報量と地銀の存在が強み」

今治船主が成長した理由について、福神汽船の瀬野利之社長は「外航船に出て行ったことで競争心や自立心が生まれた。お互いに切磋琢磨し、競うような形で大きくなっていったのだろう」と分析す…続き

新来島どっく・森社長「同業連携が産業集積の強さに」

今治市のこの20年間の変化について、新来島どっくの森克司社長は「同業他社同士が本当の意味で助け合える体制ができた」とし、不況克服や人材面での協力などを経て地域内の造船所同士や舶用…続き

商社に聞く 海事都市今治

今治の船主や造船所長年にわたる取引を持つ商社船舶部のトップに、世界の海事都市との比較などを語ってもらった。
 

伊藤忠商事・尾関船舶海洋部長「新たな化学反応の集積地
丸紅・遠藤智広船舶部長「今治船主とともに拡大
三菱商事 有馬直樹船舶・インフラ事業部長「脱炭素化の一助に
住友商事・豊田高徳船舶海洋SBU長/住商マリン・東井直彦社長「強くなった船主、ギリシャ型へ」
三井物産・村田浩一モビリティ第二本部長補佐「互助精神で安定収益生む海事都市
双日・緒方耕介航空・船舶アセット事業部船舶第一課課長「船主の規模拡大、造船・金融が後押し

 

【座談会】伊予銀×愛媛銀×広島銀座<上>、今治船主、歴史と伝統が強み

今治市は、日本で最大、世界でも有数の船主集積地。その特徴や強みは「歴史があることと、情報が入ってくること」「国内船主のパイオニアであり…続き

【座談会】伊予銀×愛媛銀×広島銀<下>、今治海事産業、連携強化で成長

今治の中堅造船業と20年、不況下の設備投資にみる強さ

今治にはケミカル船や近海船、内航船を主力として建造する特色のある中堅造船所が存在する。中堅造船所もいち早く設備拡張に動き、設備投資を継続して、売上規模なども伸ばし…続き

浅川造船・浅海武弘社長「ケミカル船特化し世界有数の建造実績
伯方造船・木元裕行社長「内航・近海船できめ細かくニーズ対応
檜垣造船・檜垣宏彰社長「設備投資継続、柔軟な人材採用
村上秀造船・村上英治社長「カナサシと2工場体制で建造効率最大化
山中造船・浅海真一社長「過去にない受注量、内航業の縮小懸念

今治内航船主若手経営者座談会①船員不足さらに深刻化、内航廃業も

新生・今治市発足から20年となる今年、国際海事展「バリシップ」が過去最大規模で開催された。その開催に合わせて、同…続き

【座談会】今治内航船主若手経営者②、タンカー荷主から船腹維持要請
【座談会】今治内航船主若手経営者③、インフレでコスト保証契約にリスク
【座談会】今治内航船主若手経営者④、船員の住民税軽減などの検討を
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