2025年5月26日無料公開記事バリシップ2025
【バリシップ2025】
バリシップのパーティー大盛況
展示会初日は過去最高の5150人来場
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海事都市交流委員会のメンバーが参加者を出迎えた
国際海事展「バリシップ2025」の開催を記念し、22日夜に今治市海事都市交流委員会が恒例のウェルカムパーティーを開催した。今治の船主・造船・舶用のトップらが参加者を出迎え、会場の今治国際ホテルには国内外から過去最大規模の人数の海事関係者が集まり、バリシップ開催を祝った。
パーティー冒頭では、交流委員会の檜垣幸人会長(今治造船社長)があいさつし「バリシップ2025の展示会開催初日は5150人の来場者をお迎えすることができた」と大盛況ぶりを説明した。今治市は今年合併20周年を迎え「2005年に海運・造船・舶用メーカーが一堂に会する海事都市今治として歩み始めた。その間も海事産業界は幾度となく困難な状況に見舞われたが、地元今治市の海事産業界はバリシップなどの一体となった活動を通じてお互いが助け合い、協業する姿勢が自然と生まれ、揺るぎない信頼関係と強い絆で結ばれている。バリシップを通じて海事都市今治の存在を改めて世界に向けて発信することで、今治をはじめ日本の海事産業界のさらなる発展に貢献し、海事人材の育成にもつながると確信している」と語った。
続いて来賓代表として今治市の徳永繁樹市長が祝辞を述べ、バリシップフォーラムで基調講演した日本郵船の長澤仁志会長の話に触れ「『小異は捨てて、大同で団結をしていこう。私たちの海事産業をいま一度成長産業へと復権するのが私たちの責任ではないか』というお話だった。今治市も皆さんとともに未来をしっかりと切り拓き、私たちのまちづくりも新しいフェーズに進めていく」とした。その後、今治商工会議所の村上明弘副会頭(四国溶材商事社長)が「バリシップでは日本・世界の海事産業に携わる皆さんに今治に集まっていただき、新しい技術や情報を通じて、新しいビジネスチャンスをものにしていただけたらと思う」と乾杯の音頭をとった。
また、パーティー中にはステージ上で喜多浦八幡太鼓演奏やアームレスリングが行われ、会場を盛り上げた。
中締めのあいさつを行った交流委員会の森克司副会長(新来島どっく社長)は「海事産業を取り巻く現在の環境は非常に不透明ではあるものの、みなさまの笑顔や、いろいろなお話を聞かせていただく中で、海事産業は元気だ、ますます発展するぞと実感した。明日、明後日のバリシップもこの勢いで盛り上げを続けていただききたい」と語り、一本締めを行った。
海事都市交流委員会の森克司副会長
今治商工会議所の村上副会頭