《連載》投資難の時代を切り拓く
イワシ作戦、外部要因受け入れる
極東海運実業・海部圭史社長

　在京船主の極東海運実業の海部圭史社長は「海運を取り巻く事業環境の不透明さの度合いは過去40年で最大」と指摘し、そのような中で経営方針を「どこかに偏らないというバランス感覚が必要になる。イワシの群れのように、大きな魚に食べられないために常に群れの中にいることを意識したい」、「外部要因を全て受け入れたうえで、その中で生き残るためにいかにリスクをコントロールするかということに尽きる」と語った。...