スポーツの力で海事都市が結束
FC今治の公式戦でバリシップPRのマッチデー

　スポーツの力で、海事都市・今治市の企業が、結束を一段と強めている。このほど、5月のバリシップ開催に向けたPR活動の一環として、「バリシップ2025マッチデー」と冠したサッカーJリーグ2部（J2）のFC今治とV・ファーレン長崎による一戦が行われ、バリシップに向けた盛り上げ役を担った。愛媛県今治市の船主・造船所・舶用メーカーからなる今治市海事都市交流委員会が、同マッチデーのパートナーとして協力した。
　2025明治安田J2リーグ第8節で、バリシップの名を冠した一戦を実施。白熱した試合が展開され、4対1でFC今治が勝利した。会場には4500人以上が詰めかけ、選手たちに熱い声援を送った。
　今治造船グループをはじめとする今治市の海事関連企業は、FC今治のパートナー企業になるなどその活動を積極的に支援しており、地域全体でチームを後押ししている。FC今治の活躍は、今治市の活性化にも寄与しており、FC今治の運営会社である今治.夢スポーツの社外取締役を務める、潮冷熱の小田茂晴社長は、「FC今治によって、今治市の企業が結束した」と語っている。