2025年4月11日無料公開記事海事都市今治

8社が計1.8億円を今治市に寄付
今治の船主・造船・舶用、展示会場や港湾整備に

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 今治市の海事都市交流委員会に所属する船主・造船所・舶用メーカーら8社がこのほど、今治市に合計1億8000万円を寄付した。交流委員会は展示会場や港湾の整備を市に要望しており、市は寄付金をもとに構想を練る。
 寄付を行ったのは、双輝汽船、愛媛海運、BEMAC、新来島どっく、志嶋汽船、檜垣造船、眞鍋造機、潮冷熱の8社。4日に市で寄付金贈呈式が行われ、8社のトップが参加、市からは各社に感謝状が贈呈された。
 海事都市交流委員会は昨年9月に「海事都市今治の未来創生のための要望書」として、今治港整備や今治市内のMICE機能の整備などを市に要望していた。これに続いて今治造船と正栄汽船、日鮮海運、瀬野汽船の4社が計20億円を市に寄付。これを受けて市が「海事都市今治未来基金」を創設している。

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