多目的船に水素燃料電池搭載
サムスキップ、2025年までに改造完了

　欧州近海船社のサムスキップは２日、ＬＮＧ燃料対応の多目的船“Samskip Kvitnos”を改造し、ノルウェーのＴＥＣＯ2030が開発した最新の水素燃料電池を搭載すると発表した。2025年中に改造を完了させる。水素燃料電池を搭載することで、ＥＵで導入される環境規制「FuelEU Maritime」やＥＵ−ＥＴＳ（欧州域内排出権取引制度）への対応を進めると同時に、脱炭素化を実現していく方...