50年ゼロ目標、ＥＵが一転反対に
ＩＭＯ・ＭＥＰＣ77、決議は不透明に

　22日に開幕したＩＭＯ（国際海事機関）の第77回海洋環境保護委員会（ＭＥＰＣ77）で、国際海運の温室効果ガス（ＧＨＧ）排出削減目標を現在の「2050年に50％減」から「2050年に排出ゼロ」に見直す決議案について議論が行われた。海外報道などによると、脱炭素化に積極的でゼロ目標に賛成するとみられていた欧州連合（ＥＵ）加盟国が一転して反対を表明。これにより、会期中に採決できるかどうかが不透明...