2020年10月2日船主調査

《連載》船主調査⑦
船隊規模、大手は現状維持派も
中堅船主、15隻・30隻を狙う

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 「船隊規模は大きければ大きいほど良い。保有船の拡大志向は船主の本能だ」―。かつてはこうした考えが主流だったが、最近の国内船主(船舶オーナー)は適正な船隊規模について方針が多様化している。特に、船隊がすでに20隻を超えるような大手船主では拡大志向が減り、現有船隊を維持していこうとの機運が高まっている。自社での船舶管理能力などに限界があるからだ。一方、中堅・中小船主では経営安定化に向けて、一...

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