2020年7月21日
日本荷主の長契需要に危機感
邦船の伝統部門、細る安定収益
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バルカーやタンカーといった邦船社の主力部門が、日本荷主を取り巻く事業環境の悪化に懸念を強めている。市況の変動幅が大きくなる中、邦船は安定収益志向を強めてきた。その柱であり続けたのが日本の鉄鋼会社や電力会社、製紙会社、石油会社などだったが、生産減などで長期輸送契約の需要が大きく減りかねない。安定収益確保の突破口は海外荷主の開拓だが、自国優先主義の高まりもあり簡単ではない。細る安定収益を覚悟...
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