石炭・パーム油の自国船規制開始
インドネシア政府、国交省や海運界は引き続き撤廃求め

　インドネシア政府は１日、石炭・パーム油の輸出について、１万5000重量トン以下の船舶での輸出は自国船社に限るとする規制を発効した。現在のところ業界で大きな混乱は起こっていないもようだが、国土交通省は今後も規制の撤廃に向けた交渉を続けていく方針。また、ＩＣＳ（国際海運会議所）やＡＳＡ（アジア船主協会）など海事５団体は４月28日付でインドネシア政府に向け、保護主義的な規制は競争を歪曲し、中長...