2026年1月8日無料公開記事
新型LNG燃料供給システムを発表
アルファ・ラバル、代替燃料対応製品群を拡充
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アルファ・ラバルはこのほど、LNG燃料船向けの新たな燃料供給システム「FCM LNG」を発表した。中国・上海で昨年12月に開催された国際海事展「マリンテックチャイナ2025」で公表したもので、代替燃料関連の製品群を拡充する。
同社は2025年、仏フィブ(Fives)グループから極低温関連部門を買収しており、FCM LNGでは同部門で培われた極低温技術を取り込んだ。極低温・高圧条件での運用に対応可能で、幅広い処理能力や圧力条件に対応する設計としている。
同社はこれまで、LNG燃料の気化技術や燃料供給システムで実績を持つが、FCM LNGでは、買収により獲得した極低温関連技術を組み合わせることで、LNG燃料供給に関する技術基盤をさらに強化した。
アルファ・ラバルはLNGを移行期燃料として位置付ける一方、メタノールやアンモニアなど複数の燃料への対応を進めている。FCM LNGはその中で、LNG向けの選択肢拡大の取り組みの一環となる。
同社によると、FCM LNGの試験設備は2026年中に納入予定で、船舶向けは27年に提供可能となる見込み。