プーリング制度の影響評価
海技研ら、IMOのGFI規制に世界初の計算モデル

　国際海運の脱炭素化に向けて国際海事機関（IMO）で検討が進む新規制「GFI規則」について、制度が国際海運の将来に与える影響を定量的に評価する計算モデルを、海上技術安全研究所、東京大学、運輸総合研究所の研究グループが開発した。温室効果ガス（GHG）削減を船舶間で融通する「プーリング」制度の効果とリスクも含めて包括的に評価する初の研究成果。今後のIMOの詳細な制度設計や規制値などの議論に直接...