2025年8月18日
記者座談会/造船戦後80年
復活する「造船=安全保障」論
造船業の位置づけ、国と時代で変化
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世界の造船業の盟主は、かつて欧米から日本へ移り、そしていま中国の覇権体制へと変わろうとしている。日本の中でも、造船業の主役は総合重工系から専業系造船へと変わった。こうした造船業の勢力図に少なからぬ影響を与えたのが、世界の安全保障環境の変化だ。戦後80年、各国では自国の経済安全保障と国家安保における造船業の位置づけは変わり続けた。そしていま、冷戦後に後退した「造船業は国家の安全保障」という視...
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