不正の動機の正当化防止を
国交省、エンジン検査不正再発防止の検討会

　国土交通省はこのほど、4月16日に開催した第1回目の「舶用エンジンにおけるNOx（窒素酸化物）放出量確認試験の適切な実施に係る検討会」の議事概要を公表した。昨年相次いで発覚した舶用エンジンの検査不正を踏まえ、不正の動機の正当化を許さない仕組みづくりを求める意見が出た。検討会では引き続き、再発防止に向けて国が実施すべき対策を議論する。 　検討会では九州大学の高崎講二名誉教授が委員長に選任...