＜ゼロエミ船設備投資＞
クレーンや管工場など33億円投資
尾道造船、小型水素燃料船シェア3割目標に

　尾道造船は21日、新燃料船の建造に対応して33億円の設備投資を実施すると発表した。2030年度に中小型外航船の水素燃料船のマーケットシェア30％を目指す。 　環境省と国土交通省による「ゼロエミッション船等の建造促進事業」に採択された。係船設備増強や、艤装用クレーン新設、パイプ製作能力を持つ工場の建築を計画している。2027年から順次稼働開始を計画する。 　設備投資額約33億円のうち、...