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2024年11月13日無料公開記事海事都市今治

「感動もたらす存在であり続けて」
FC今治のJ2昇格で檜垣社長・小田社長がコメント

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 愛媛県今治市を拠点とするサッカーJ3・FC今治が10日、来季のJ2昇格を決めた。2015年の地域リーグ参入から10季目での悲願。FC今治の社外取締役を務める今治造船の檜垣幸人社長と潮冷熱の小田茂晴社長も「感動と笑顔をもたらす存在であり続けてほしい」などと喜びの言葉を寄せた。
 檜垣社長は「J2昇格、心からお祝いしたい。地元今治の皆さんとともに、この大変喜ばしい瞬間を迎えられたことを嬉しく思う。これからも共に新たな高みを目指して、今治を盛り上げていこう」とお祝いのコメントを寄せた。
 また小田社長は、「岡田武史さんが今治に来られてちょうど10年目の今年、J2昇格を決めた。それ以前からスポンサーをさせて頂いているが、当時は存在すら知られていなかったサッカーチームが、今では2度の昇格を経て、今治市や我々市民にとって、なくてはならない核のような存在となっている」とし、「パートナー企業やファン・サポーターの皆さんのおかげで、昨年新しく『アシックス里山スタジアム』も完成した。これからJ1に向けた闘いが始まる。これまで通り感謝を忘れることなく、感動と笑顔をもたらす存在であり続けて欲しい。J2昇格おめでとう!」とコメントを寄せた。
 FC今治は四国リーグ所属だった2014年に、元日本代表監督の岡田武史氏がオーナーに就任。2020年にJ3に昇格し、Jリーグ参入を果たした。今季は安定した強さで2位の座を堅持し、悲願のJ2リーグ昇格を決めた。
 FC今治のクラブのパートナーとして、今治市の船主や造船所、舶用メーカーの大半が参加しており、「今治の海事産業が一体感を持つきっかけになった存在」となっている。さらに国内の海運オペレーターや海事産業の関連企業のほか、海外からもナビオスやイースタン・パシフィック・シッピングなど大手船社が多数、パートナー契約を結んでいる。

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