23年度の最終赤字が最大180億円
中船重工、ＬＮＧ船など損失引当で２期連続赤字

　国営造船グループ、中国船舶集団（ＣＳＳＣ）の上場持株会社、中国船舶重工は１月31日、2023年12月期の純損益が７億4000万〜８億8000万人民元（150億〜180億円）の赤字になる見通しだと発表した。船価上昇後に受注した船の建造が本格化したことや、コスト削減を進めたことで、採算は改善したが、受注残のＬＮＧ船と新型の洋上生産貯蔵積出設備（ＦＰＳＯ）、コンテナ船の損失引当金を計上したため...