播磨高度研究棟が完成
阪神内燃機工業、メタノールなど新燃料機関の開発に活用

　阪神内燃機工業は25日、播磨工場敷地内で建築を進めてきた「播磨高度研究棟」が完成し、同日に竣工式を実施したと発表した。来年１月の稼働開始を予定する。同社が開発中のメタノール燃料焚きの低速４サイクルエンジンの試運転用研究棟としての利用をはじめ、水素やアンモニアといった新燃料エンジン開発の拠点として活用する。 　播磨高度研究棟は鉄骨造２階建てで、建物高さは12.20ｍ、建築面積202.58...