主機の冗長性確保へ新技術開発
赤阪鐵工所、自動運航船への貢献や減速運航用途も

　赤阪鐵工所は、今後の自動運航船の普及をにらみ、万が一の場合に備えて主機の冗長性を確保するため、新たな技術「セルフバックアップエンジン」の開発を開始した。６シリンダー機関、３シリンダー機関の両方の運転を可能とする技術で、通常は６シリンダー機関として運転し、万が一、シリンダーに不具合が発生した場合には、健全な残りの３シリンダーでの運転に切り替えることができる。不具合時の利用に限らず、計画的減...