ＶＬＣＣ建造に新規参入へ
ＳＴＸ大連再稼働の恒力造船、２隻受注

　大連市長興島の旧ＳＴＸ大連の跡地で新造船の建造を開始した中国の恒力造船（大連）が中大型バルカーに続いて、ＶＬＣＣの建造に新規参入を決めたようだ。中国現地紙によると、恒力造船（大連）は、親会社で中国の化学品大手、恒力集団から30万6000重量トン型のＶＬＣＣ２隻を受注したもよう。旧ＳＴＸ大連時代を含めてＶＬＣＣの建造は初めてとみられる。 　受注したＶＬＣＣ２隻は重油焚きで、2025年後半...