洋上ＣＯ２貯蔵注入設備を開発
サムスン重工とＭＩＳＣ、ＣＣＳ事業開拓

　韓国のサムスン重工業とマレーシア船社ＭＩＳＣは８月30日、ノルウェー船級ＤＮＶから浮体式二酸化炭素貯蔵・注入設備（ＦＣＳＵ）に対する基本認証（ＡｉＰ）を取得したと発表した。両社で二酸化炭素（ＣＯ２）を海底に貯留するＣＯ２回収・貯留（ＣＣＳ）事業を開拓する方針だ。 　両社が開発したＦＣＳＵは、長さ330ｍ、幅64ｍで、船体内のタンクにマイナス50度以下の液化ＣＯ２を10万立方㍍貯蔵できる...