2023年8月23日
鋼材に続き資機材と外注費も上昇
造船業の損益圧迫要因に
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造船業が、さらなるコストアップに直面している。日本国内では鋼材価格は高止まりを続けているが、これに続いて他の資機材や加工外注費が上昇傾向にある。造船所では船価上昇後の受注船の建造が始まったが、人件費や電気料金などコストインフレが広範囲に及び、当時の船価を上回るコスト上昇で採算が圧迫されている。
過去2年間、造船所の経営は鉄鋼会社による鋼材価格の引き上げによって厳しい状況に陥っていた。...
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