2023年7月6日
労働争議が例年以上の不安要因に
韓国造船、工期逼迫中で遅延リスク
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韓国造船業で、労働条件をめぐる労使交渉(夏闘)が本格化している。近年は労組が先鋭化しており、ストライキを実行する場面も増えているが、今年は操業の急回復と人手不足により工期が逼迫しているため、ストライキが例年以上に工程の不安要因になっている。
現地紙によると、今年は労組が受注回復などを背景に大幅な賃上げを求めている。最大手のHD現代重工でも5月に労使交渉が始まり、その後も交渉が繰り返さ...
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