2022年7月28日
鋼材リスクで「円安特価」出せず
日本造船所、円安生かす受注形態模索も
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船価高が続く一方、日本円の対ドル為替が歴史的な円安水準に落ち込んでいることを受けて、一部船主が日本造船所の競争力ある船価を期待して引き合いを寄せている。だが造船所は、鋼材をはじめとした資機材のさらなる価格上昇リスクが大きいため、あえてドル建て船価を下げてまで受注を進める必要性がないのが実態。鋼材価格からすれば船価はむしろもう一段引き上げたいのが造船所の本音で、円安を背景とした積極的な受注...
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