協力工のドック占拠問題、深刻化
大宇造船、工程中断続き協力会社の経営破綻も

　韓国の大宇造船海洋で、賃上げを求める協力工の従業員が建造中の船内に籠城して工場の操業が中断している問題が、深刻化している。韓国紙によると、ドック稼働停止が１カ月に達し、工程遅れによる損失額が拡大。協力会社の経営破綻も発生している。大統領が労組の行動を問題視する発言をするなど、解決に向けて政治が乗り出す可能性も出ている。 　大宇では一部の協力会社の労組組が賃金30％アップなどを求めて先月...