2022年3月7日造船キャパシティの現状
《連載》造船キャパシティの現状<下>
人員半減、採用難が増産のネック
資機材供給制約、環境船の工数増も
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「設備があっても人がいないのでフル稼働できない」―。各国造船業での最大の課題が人手不足だ。過去10年、不況の中で造船所の破綻や撤退が相次ぎ、生き残った造船所も正社員の人員整理や協力工の縮小を実施した。昨年来の受注回復で再び操業を高めようとしているが、一度離れた人が戻ってこない。日本・韓国・中国の造船所とも、キャパシティを増やそうにも人員がネックとなっている点で共通している。
日本は近...
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