新型コロナなどで５月は30万トン
日本の新造船受注、４月以降影響顕著

　日本船舶輸出組合が11日発表した今年５月の新造船受注に相当する輸出船契約実績は６隻・30万総トンで、トン数ベースで前年同月比43％減となった。４カ月連続で前年同月実績を下回り、４月に続き２カ月連続で隻数が一ケタで、50万総トン割れの低水準となった。新型コロナウイルスの感染拡大による新造商談低迷の影響などがあったようだ。 　新型コロナによる新造商談停止の影響は、特に４月以降の輸出船契約に顕...