韓国中堅造船、受注低迷が深刻化
19年の新造成約は計21隻

　韓国の中堅以下の造船所の受注低迷が深刻化している。韓国輸出入銀行の統計によると、韓進重工業やＳＴＸ造船海洋ら韓国の中堅造船所が2019年１～12月に受注した新造船は21隻・49万ＣＧＴ（標準貨物換算トン数）にとどまったと現地紙が報じた。前年の18年も韓国中堅造船所の受注は低迷していたが、ＣＧＴベースで前年比10％減となったようだ。世界的な新造発注の低迷や造船所の経営不振が影響した。 　韓...