異分野の先端技術、海事に導入
海運・造船の技術者が共同で調査・開拓

　日本船舶技術研究協会は、海事以外の産業の先進技術を調査し、これら異業種の企業・人材の海事分野への取り込みを図る。この実働部隊として、海運会社と造船所の若手～中堅技術者31人からなる「未来塾」を創設した。デジタル技術をはじめとした船舶の開発競争が強まる中、従来のような海事クラスター内だけでの協力体制ではなく、異業種との積極的な協業が必要とされている。事業を通じて他産業との関係作りの場を設け...