今年上期はバルカー以外の建造が６割
国内造船、プロダクトミックス継続

　国内造船所では、バルカー以外の船種の建造比率が高水準で推移している。日本船舶輸出組合が取りまとめた2019年１～６月の竣工量に相当する輸出船通関実績132隻・684万総トンのうち、バルカーの建造比率は総トンベースで42％となり、バルカー以外の船種の建造が約６割に達した。2014年から2016年にかけてプロダクトミックスを加速させたことで、昨年以降はバルカー以外の船種の建造が５割を上回って...