金融情勢悪化、緊張走る、再び新造解約か

金融情勢悪化、緊張走る 再び新造解約か、供給減に期待の声も 　欧州金融情勢の悪化で海外船主を中心に資金調達環境が厳しさを増しており、リーマン・ショック以来の激震が海事産業を襲う懸念が高まっている。欧州情勢の混乱が長引けば、世界的な新造発注の急減速、発注キャンセルといった事態が再び起こりかねないからだ。一方、船腹過剰で海運主要部門の市況が低迷する中、信用収縮で供給調整が進むという期待感も...