74年竣工船の解撤は16隻と低水準/99年のＶＬＣＣ、半分以上が延命

99年に船齢25年を迎えた老齢ＶＬＣＣ／ＵＬＣＣ34隻（74年竣工船）のうち、同年にスクラップ売船されたのは16隻と半分以下の水準になった。延命された老齢船の多くはハイドロバランス（ＨＢＬ）方 式で継続運航されており、市場撤退が進まず、マーケット低迷の一因となっている。 　一方、98年に船齢25年を迎えた73年竣工船は昨年初め時点で９隻が現存していたが、同年にスクラップされたのはわずか１隻...