1999年9月10日
造船用鋼材、軟鋼の採用比率高まる/ダブルハル・タンク内の腐食も一因
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造船用鋼材に軟鋼(マイルド・スティール)の採用が増え、従来の30%から50%以上まで比率が高まっている。従来、薄くて軽い高張力鋼(ハイテン)が鋼材に採用されてきたが、船体疲労などを考慮し、軟鋼を採用するケースもあった。しかしダブルハル・タンカーで、カーゴホールドのタンク内に腐食が見られるため、厚みのある軟鋼の採用を指示する船主が増えているという。軟鋼を増やすことで船体重量が増加し、積載能力...
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