市況低迷で減収減益/海運各社

海運大手２社以外の海運各社は、アジア経済の停滞に加え、不定期船・タンカー市況の下落、さらには下期の円高傾向の影響を受け、総じて減収減益を余儀なくされた。新和海運は減収減益、第一中央汽船は営業損益で12億円の赤字に転落、飯野海運も海運業収益は減収減益となった。配当会社は前期と同じく飯野海運、川崎近海汽船、共栄タンカーの３社。　新和海運は不定期船市況の下落により売上高は7.3％減、営業利益は4...