韓国、シンガポール向けでＷＳ36/ＶＬＣＣ運賃、年初来最安値を記録

ペルシャ湾積みのＶＬＣＣ運賃は先週後半、韓国やシンガポール向けがＷＳ30台で成約されるなど一段安となった。原油の不需要期に入ったことなどから船腹の供給過剰傾向が鮮明となり、下げ足を早めたもの。当面、原 油価格が上昇していることもあり市況の反転材料は見当たらず、需要回復期となる６月積みの成約まで弱含みのマーケットが続く公算が大きい。 　先週のマーケットレポートによると、ＢＰがシンガポール向け...