2025年12月29日無料公開記事

【25年回顧・連載まとめ読み】
連載「コンテナ船上位10社の事業戦略」

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主要コンテナ船社の投資が活発化しています。運航規模の拡大や環境対応、コンテナやターミナルへの投資、事業多角化、さらに人材への投資。コンテナ船大手10船社の事業戦略や投資動向についてまとめました。

①競争力強化へ投資活発化、次世代燃料船の整備も加速

 主要コンテナ船社の投資が活発化している。競争力強化のための運航規模の拡大と、温室効果ガス(GHG)排出削減や環境規制対応に向けた新燃料コンテナ船の建造が進むほか、コンテナやターミ…続き

②MSC、規模拡大とM&Aを加速

MSCグループは業績を一切発表しておらず、売上高や損益などは不明。ただ、同社のサステナビリティレポートによると、コンテナ船事業における2023…続き

③マースク、インテグレーター戦略を推進

マースクは2016年以降、コンテナ物流のインテグレーター戦略を推進している。コモディティ化した伝統的なコンテナ船社から脱却し、海上コンテナ輸…続き

④CMA-CGM、陸海空で競争力強化

CMA-CGMは近年、コンテナ船事業の規模を拡大してきた。APLの買収に加え、南米域内のメルコスル・ラインや欧州域内のコンテナシップスなど多数の域内専…続き

⑤コスコシッピングラインズ/OOCL、デュアルブランドで事業強化

コスコグループは過去10年間で、チャイナ・シッピングとの合併やOOCLの買収を行い、事業規模を大きく拡大してきた。OOCLは現在もコスコシ…続き

⑥ハパックロイド、トップ5の座を堅守へ

ハパックロイドは昨年、2030年までの新たな中長期戦略「ストラテジー2030」を発表した。新戦略では「Pureplay-Plus」…続き

⑦オーシャン・ネットワーク・エクスプレス、30年度に運航規模300万TEUへ

オーシャン・ネットワーク・エクスプレス(ONE)は昨年、2030年度までの新たな中長期戦略「ONE2030」を策定した。24~30年度の7年間で…続き

⑧エバーグリーンマリン、着実に規模拡大

エバーグリーンマリンはM&Aに依らず、一貫して自社船隊の急速な整備により事業規模を拡大してきた。海事調査会社アルファライナーによると、2月1日時…続き

⑨HMM、30年までに155万TEUへ規模拡大

韓国船社HMMは昨年、新たな中長期戦略を策定した。2030年までに総額23兆5000億ウォン(約175億ドル)を投資し、このうち60%以上に当たる約1…続き

⑩ZIM、新造船リプレースで競争力向上

イスラエル船社のZIMは、東西基幹航路におけるコンテナ船社アライアンスに加わっていない。他のメガキャリアのようにグローバルで多様なサービスを提供…続き

⑪ヤンミン・マリン・トランスポート、新造コンテナ船整備を再開

■昨年はトップ交代、さらなる成長へ  ヤンミン・マリン・トランスポートはコンテナ船事業が収入全体の約94%を占める。一方で子会社のYESロジスティクスによる物流事業や、光明海…続き

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