コンテナ運賃が続伸
上海発米国向け、中長期的には関税懸念

　上海発米国向けのコンテナ運賃が続伸している。上海航運交易所がまとめるコンテナ運賃指標SCFIによると、4月3日付の上海発米国西岸向けのスポット運賃は前週比6.2%増の2313ドル/FEU、上海発米国東岸向けが3.5%増の3306ドル/FEUとなり、2週連続で上昇した。他方で、米国のトランプ大統領は今月2日、貿易相手国に対する相互関税施策を発表。現地時間5日に第1弾として一律10%の追加関...