今期の長期契約運賃は上昇か
コンテナ船市況、1月が試金石

　2025年のコンテナ船市況を占う上で、1月が一つの試金石となる。北米東岸港湾では労使交渉が難航しており、16日以降のストライキ発生の懸念が高まる。また、20日には米国でトランプ新政権が誕生する。関税の引き上げなど通商政策の変化により、トレードパターンが変わる可能性もある。1月下旬からは旧正月が始まる。昨年以降、混乱を見据えてアジアからの前倒し出荷が加速したが、旧正月を挟んでコンテナ荷動き...