2024年5月7日

日本の「買い負け」懸念
コンテナ長期契約、アジア発やスポットと運賃差

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 コンテナ船社と日系荷主による2024年の長期契約交渉がおおむね決着した。コンテナ荷動きは昨年に比べると回復傾向にあり、紅海情勢の悪化に伴う航路迂回による需給の引き締まりなどもあったが、日本発着の契約運賃は船社側が想定した水準まで上昇しなかったようだ。他方で、日本以外のアジア諸国の運賃が上昇し、運賃差が広がることで、中長期的に日本発着のスペース確保が難しくなることが懸念されている。コロナ禍...
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