上海発北米向けコンテナ運賃再上昇
ＳＣＦＩ、西岸向け前週比２割増

　上海航運交易所が２日に公表したＳＣＦＩによると、上海発北米向けのコンテナスポット運賃が西岸向けで前週比約２割増、東岸向けで約１割増と大きく上昇した。総合指標も約１カ月半ぶりに1000ポイントを上回った。北米向けの運賃は、４月中旬に各社が実施した運賃修復・値上げを受けて上昇したが、コンテナ荷動き自体はコロナ禍の影響があった前年と比較すると依然として鈍く、５月中は小幅な運賃下落を続けていた。...