軒並み最高益、通期さらに上昇も
コンテナ船社の22年第１四半期業績

　主要コンテナ船社の2022年第１四半期業績が出そろった。輸送量は総じて横ばいないし減少傾向だったが、スポット運賃の大幅な上昇により、各社とも軒並み過去最高益を達成した。さらに今回のタイミングで早くも22年通期の業績見通しを上方修正する動きも相次いだ。第１四半期が想定を上回ったことに加え、長期運賃の上昇効果や市況高止まりが当面続くとの見通しから、空前の好業績となった21年をさらに上回る可能...